2018年11月25日に、たねのわのたねの交換会を開催しました。
日高市清流の森の果樹園で、毎年7月と11月の最後の日曜日に13時から開催しています。
10時から清流マーケットに出店。お雑煮屋さんと種の相談室
午前中は、清流マーケットが開催されています。手作り品が集まる小さいけど素敵なマーケットです。そこの一区画を借りて、私もお雑煮とおもちを販売したり、種を並べて種の相談室を開いていました。お餅を焼くのが忙しくて、種の話をする暇がとれなかったのが反省です。次回は、種採り相談室に専念したいと思います。
13時~14時半 たねの交換会 自己紹介タイム
12時より受付を始めて、13時からたねの交換会スタートです。13時の時点では今日は少なめかな?と思いましたが、14時ごろにはドームの中に入れない人が出てくるほどで、夫は70人くらいいたんじゃないかな?と言っていました。
今回は、自家採種が禁止されている種について説明しました。
新しい品種は、育成者権を守るために「品種登録」されているものがあります。
種苗登録されて、自家採種が禁止されているものは持ってこないでください。例えばタキイ種苗の紅法師水菜です。
野口種苗研究所では、「農林水産省品種登録出願中品種につき、登録後は自家採種を禁じられます。 」と明記されています。
私がよく使う長野県の「つる新」さんでは、「PVP」と書いてい在りました。食用ホオズキの一種が品種登録されています。
むかしからある在来種などは大丈夫です。不安な人は、古くからある品種を栽培するのがおすすめです。品種登録の他に、商標登録もあります。登録された名前で販売などしてはいけないです。
会津の金山かぼちゃがおいしいですが、この名前で販売することはできません。他に特許がついている種もあるので注意が必要です。前述の紅法師水菜にはたね袋にRのマークがついています。
自己紹介タイムでは、名前と住んでいる場所、持ってきた種の紹介をします。あらかじめ持ってくる種の一覧をメールなどで送ってくれた方の分は、当日一覧表を印刷して配布します。私は今回過去最高の46種類持って行きました。横浜の常連さんは27種類、川越の河合さんからは27種類の種を預かりました。いっぱい持ってきてくれる人が増えて嬉しい。
自己紹介タイムの様子は、活動レポート vol.7(PDF)にも掲載されています。ご覧ください。
交換後は懇親会
この日は、いつまでも話が尽きず、種の交換も続いていましたが、ドームの外へお誘いして懇親会を始めました。
私は、お野菜たっぷりのお味噌汁作って行きました。珈琲工房まつざわさんは、いつもコーヒーを持ってきてくれます。おいしいです。
ケーキ、手作りの干し柿、横浜のシュウマイ、ポテトサラダ、煮物と、一品持ってきてくれる人もいます。
あっちこっちで話の輪ができています。タイのお野菜に興味がある先生が、「今度畑を見学させてください」とタイ人の参加者とお話しているのを耳にしました。交換会を通じての出会い、素敵です。
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