もちきびの調整をしています。
1回目は12月22日の雑穀を脱穀しようイベントの前にしました。
そこで学びがあり、今回は少し工夫しました。
循環式精米機にかける前に、できるだけきれいな状態にしました。
唐箕を購入したので、唐箕にかけてごみをできるだけ除去します。
唐箕で飛んでしまうものは気にしません。未熟で軽いものは、循環式精米機をかけたときに、他の良品が割れる原因になるので。
その後、手箕で、籾が残っているものも、未熟な可能性が高いので、思い切って除去しました。
ふるいも購入しました。Yahooショッピングの12メッシュの網がちょうどよかったです。同じ12メッシュといっても、メーカーによって微妙に違いがあるそうなので(針金の太さでしょうか)、ご注意ください。
裏ごし・うらごし ワンタッチ裏ごし替アミ 31cm用 12メッシュ
これで、小さすぎる粒を別にしておきます。
循環式精米機は、一番最後の仕事です。その前に、できるだけのことをします。
最後に、循環式精米機にかけるのですが、米ぬかを少し入れました。今回10kgのもちきびに対して、100ccくらいでしょうか。
前回は、霧吹きで水をかけたのですが、「雑穀」の本に米ぬかを入れるとつるつるのもちきびの殻も取れやすくなると書いてあったので。
循環式精米機は、1時間ほどかけたら、黄色く精穀できた割合が8割ほどになりました。そして、触るときびが熱くなってきています。前回は、ここから割れが多くなったので、終了しました。
先ほどの12メッシュのふるいにかけると、ほとんどの殻付きのもちきびが選別できます。
殻付きの方は、後日ミルサーで精穀したいと思います。少量ずつを10秒ずつくらい数回かけるといいそうです。
良品をたくさん取るには、そうでないものをたくさん除去すべきと学んでいます。
除去したものは、丁寧な方法で食べれるようにできるといいのですが。
尚、循環式精米機をかける前に、籾すり機が必要な雑穀もあります。ヒエは、殻が固すぎるので、籾すり機が必須のようです。もちきびも、殻が固いので、できれば籾すり機をかけたほうがいいですが、循環式精米機だけでもどうにかできちゃいます。
循環式精米機、のぬかを測ったら2kgありました。また、殻付きが2割ほどあるので、簡単に精穀できるものは
(10kg-2kg)× 8割=6.4kgですね。前回は4kg精穀して、2kgくらいとれたかな?1a で合計8.4kgの収量。
300g 600円で市販しているのですが、今回売ったとしたら? 8.4kg / 0.3kg × 600円 = 16,800 円也。
大豆は、1a で13kg取れたのですが、こちらは1kg1,200円で販売予定。13kg×1,200円 = 14,600円也。
あんなに働いて2万円年弱??えーー!という値段なのですよ。
売るくらいなら、喜んでくれる人にあげて、物々交換したほうが嬉しいな。
貨幣って、ほんと変なものだ。苦労をお金に換算すると、とたんに薄っぺらになってしまう。
お金にしないと、とってもおいしくて、毎年作りたくて、手間をいとわない作物多いのにな。
ゴマとかもね。
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