初・種まき - 小島家の1440の赤ちゃん

ビニールハウスも完成し、踏み込み温床もできあがったので、種まきをはじめました。
まずは、ナスとトマト、そしてネギです。

  • 真黒茄子(128穴×2枚)-自家採種1回
  • ポンテローザトマト(128穴×2枚)-自家採種1回
  • 世界一トマト(128穴×2枚)-野口種苗研究所
  • ステラミニトマト(128穴×2枚)-野口種苗研究所
  • 赤ネギ(200穴×4枚)-自家採種1回

一部、市民農園で自家採種した種を利用します。
ナスは、埼玉県の真黒茄子がおいしかったのでこれだけにしました。
トマトは、どれがおいしいのか、どれが畑に合うのか分からないので、いろいろ試してみます。
このほかに、自然農法センターのメニーナ(中玉トマト)とサンティオ(調理用トマト)も届き次第播種します。

種まきする時に、心を込めてまきました。種の感触を確かめながら、一粒ずつ丁寧に。セルトレイではありますが、土に種を播く作業は、お腹に赤ちゃんが宿るのに似ていると思いました。「大きくなあれ」など、たくさん声をかけながら。

昨日、埼玉県上里町で行われた種交換会に参加して、上里町で昭和32年から自然農法をされている須賀農園の須賀ご夫妻にお会いしました。おばあちゃんからいろいろな話を聞いたのですが、その中で、「種まきする時に夫婦げんかしていると発芽しない」という話を聞きました。夫婦げんかする時、息子を叱るとき、たしかに嫌な空気を感じます。種もそんな空気では芽を出せないというのが分かります。野菜作りをしながら、穏やかな心を保つ修行ができそうだと思いました。

須賀さんには、「家庭菜園の大切さ」も聞きました。「花1本育てるだけでもいいの。『花がかわいね』と子どもと話せば、それだけで子どもがかわいくなるの!」という言葉が印象的でした。私も、子どもと一緒に野菜を育てることを大切にしています。種まき、芽が出て、花が咲いて、実がなること、それを食べて生きていること、子どもたちは当たり前に知ってほしい。家庭菜園を広めること、そこで固定種野菜を育ててもらうことに貢献したいなと思いました。なので、急きょ、初年度から固定種の苗を配布・販売できるように、多めに種まきすることにしました。特にナスは作りやすかったので、畑には1トレイで十分すぎるところを2トレイに!固定種の苗は、自宅のベランダで育苗した時に、発芽はするもののなかなか大きくならなかったのです。

トマト播種中

トマトを播種中

真黒茄子のセルトレイ 

真黒茄子を1粒ずつ播種した状態。この後覆土しました。

赤ネギの播種 ウッドチップ冷床

踏込温床が大きくないので、赤ネギは冷床に。ウッドチップで保温効果をあげてみました。

山積みにしていたウッドチップが結構発熱していたので、急きょウッドチップ温床も試すことに。
杭や板をなるべく使わないように、穴を掘ってみました。通気性が悪くなりますが、実験です。
ウッドチップの温床穴掘り

ウッドチップの温床完成

ウッドチップを約20cm摘みました。これでどのくらい発熱するでしょうか。
明日、わさび菜、アカチマ、チマサンチュの葉菜と、新夏秋地這きゅうりを播きます。

カテゴリー: 農場
2 comments on “初・種まき - 小島家の1440の赤ちゃん
  1. はっせー より:

    種まきの際、我が家は高確率で空気がどろ〜んとしています(笑)。納得。。

  2. なおちゃん より:

    はっせー、初コメント嬉しいです。
    今年は、ニコニコでぜひ種まきを!子どもパワーも全開で!

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