昨夜、大雨が降りました。
カラカラだった畑が、しっとりしています。
育苗もひと段落したので、ジャガイモの植え付けをしたいところですが、雨後は耕耘しないほうがいいと聞いています。
午後になって、シャベルで土を掘ってみたところ15cmくらはふかふかになっていて、その下は硬めでした。
しめっているので、耕耘は明日にするか?と思ってウドの残差を片付けていると、なんと!小さな小さな草の双葉を発見!
雨が降って芽が出てきたのでしょうか?
「上農は草を見ずして草を取り」とありますが、今草取りしないととひらめきました。
芽が出る前に、根が出てるくらいで土を動かせれば、除草になるそうです。
下の方の土が湿っていますが、管理機の練習もかねて、ジャガイモ作付予定地の耕耘をしてしまうことにしました。
マメトラのリターンカルチという耕運機。20m × 15m くらい耕耘しました。平らに見えても、耕運機が傾いたりします。
東側はお茶畑で、ちょうど東西に植えられていたので目見当をつけるのに利用できました。
思ったより早く(雑だったので)耕運が終わったので、その次の人参の予定地まで、今度は浅めに耕耘しました。
耕耘したあとは、ウドの残差を片付けました。
まだ時間があったので、今度は一輪テーラーでジャガイモのさくを切ってみることにしました。
なかなかまっすぐに進みません。しかも、耕耘した時にできた山が邪魔になる。
夫いわく、「(明石)誠一さんは耕運する時に前進してから後進していた」とのこと。そうすれば、平らになってさくも切りやすいのか。
また、誠一さんの隣の畑の方は、目見当つけるのに棒(にペットボトル)を立てていたそうなので真似してみました。
研修してくれた夫と、いろいろ教えてくださった誠一さんさまさまです。
ひとまず、大きな山を一輪テーラーで「畝崩し」してみました。
80cm幅でさくを切るはずが、広いところは110cmはあったでしょうか。
また明日やり直してみたいと思います。
それにしても、管理機を使う前は全然畝作りのイメージが湧きませんでしたが、ようやくイメージできるようになりました。
耕運は、くま、きつね、たぬき、すべての畑で必要です。
たぬきの畑は、春草でいっぱいなので、絡みついてくるか心配です。
ガラ袋片手にウドの残渣を拾い集めている後姿は私の父です。ときおり畑に来て子守をしてくれたり、手伝ってくれたりします。感謝。