2019年は、短い夏でした。それでも暑い日があり、いっぱい汗をかきました。汗をかくのが気持ちいいです。
日高市の安井整体さんから、毎月愉気便りが送られてきます。今日届いたのは「汗と熱中症と急性中毒」でした。やっぱり汗をかくのは大切なことだなと思いました。安井整体さん、體(からだ)のことをよく知っていて、いつも便りを読んで感心しています。
汗をかくことで體の毒素を排出する
暑い夏、汗をかかないようにするのが主流となっています。会社、電車、お店、どこでも冷房が効いています。家庭でも夜に冷房をつけて寝る人が多いでしょうか。小学校や保育園でも冷房が効いているのには驚いてしまいます。次男は6か月で保育所に入ったのですが、7月頃にお迎えに行ってびっくりしました。0歳児の教室にいると寒いんです。0歳と言えば、汗腺を発達させるのが大切なのに、冷房なんて!?驚いて聞いてみると、冷房をしないと眠れない子がいるからとのこと。長男が保育所は嫌だと言い続けたおかげで、8月にはその保育所をやめることにしました。よかった。
夏は汗をかいたほうがいいと思います。汗をかくことで、体の中の老廃物を排出できるからです。6月の25日26日に麦を収穫した日は暑かったです。30度を超える暑さで一日中外で仕事していたので、いっぱい汗をかきました。夏になって初めていっぱい汗をかく日は、なんだか汚い汗が出るようです。そしてそれができるとさっぱりします。
我が家では夜も扇風機だけです。25度を超える熱帯夜は寝苦しいですが、それでも眠れます。
35度を超える日はさすがに危ないので、全身ずぶ濡れにする
丈ちゃんがいいます。「体温の36度を超える日は危ない。」35度までなら、お茶をがぶがぶ飲んで汗をどんどんかくことで日中も作業できるそうです。35度を超えると體を強制的に冷やすことが大切になります。丈ちゃんは川にどぶんと作務衣ごと浸かったり、水を頭からかぶったりします。濡れた服が気化熱で涼しくなります。私も、全身ずぶぬれはしませんが、手足を服ごと濡らして涼しくすることあります。
暑い日は、こどもたちは井戸水プールで遊びます。日差しが強いほど、冷たいプールが気持ちいいです。プールで體が冷えたら、暑い日差しで體をあっためます。一日中遊んでいて楽しそうです。今年は2回川遊びもしました。暑い日こそ水遊びが楽しいなって思います。私が子どもの頃、よく父に海やプールに連れて行ってもらいました。
2019年 夏時間のまとめにも書きましたが、暑すぎる日は、私は朝5時から10時12時くらいまで畑で収穫して、あとは家で袋詰めなどします。出荷日以外の日は、帳簿をつけるなどして、35度の中で畑作業はしないです。丈ちゃんは、そんな日でもずぶぬれになって草刈してます。すごいです。危ないですね。
熱中症対策は、十分な睡眠と塩分、砂糖には注意!
百姓になって、暑さに強くなりました。5月頃に30度くらいの暑い日があるんですが、その頃から體を夏仕様にしていきます。冷房は使わず、體の機能を高めていきます。そうすると7月の30度くらいは平気で過ごせるようになります。さすがに35度は暑すぎるので、私は作業しません。
熱中症は、寝不足のときに特に危ないと思います。明日は一日暑い中で作業しないとだと分かっているときは、しっかり寝ます。私は飲まないのですが、二日酔いも熱中症になりやすいようです。熱中症には、塩、梅、梅酢が効きます。水分をしっかりとらないとと思ってスポーツドリンクを飲むのはやめた方がいいです。砂糖がいっぱい入っています。砂糖をとると體のバランスが崩れます。血中にたくさんの糖が入ってくるとインシュリンが分泌されます。インシュリンが分泌され過ぎると、今度は低血糖を起してしまいます。體が大きくブレて疲れやすくなってしまいます。
麦の収穫の初日、暑いからとみんなで冷たい梅ジュースを飲みました。とたんに私は具合が悪くなりました。梅ジュースにたっぷり入っている砂糖で體のバランスが崩れたと感じました。麦の収穫は、脱穀機の振動が大きくてもともと體に負担がかかって夕方には立っていられないほど疲れます。2日目は頭痛がしていたので、こめかみに梅を張り付け、小梅をちょこちょこ食べながら作業しました。暑い日でしたが、倒れずに夜まで働くことができました。
汗疹が痛いので、汗疹対策あれこれ
2013年、農業1年目の夏は汗疹で大変な思いをしました。こどものころから、汗疹がひどかったのですが、農業をはじめていっぱい汗をかくようになって汗疹がひどくなりました。あんまりひどくって、何か当たると痛くて、夜あおむけで眠れなくなりました。
まず、汗を吸い取るために、赤ちゃんのおむつを縫って下着にしました。おむつ、洗ってあるのできれいですよ!そして、他の布よりも吸水性が抜群です。
普段、作務衣の下はTシャツを着ているのですが、Tシャツの吸水性はいまいちだと思います。なので30度を超える日は、このおむつ製の下着を使うようにしています。
農作業は、汗+泥汚れになることがあります。特に手首が汗と泥が混ざりやすいです。そうすると汗腺が詰まるのか、汗疹ができやすいと思います。なので、ちょっと手首がかゆいなと思ったら洗い流すようにしています。
昼ご飯で一度家に戻ったときは、ぬるいお湯でシャワーを浴びるようにしています。水よりぬるいお湯の方が汚れが落ちるようです。そして、塩でもむのがいいです。こどものころ、汗疹がひどくなると海に行きました。海に入るとすぐに汗疹がきれいになります。埼玉県には海がないので、塩で汗疹ができたところを洗うようにしています。これ、おすすめです。
今年は、家では作務衣ではなく頂き物のワンピースを着ていました。お腹にゴムがなくて、風がよく通って氣持ちよかったです。服によっても、体感温度が変わりますね。
40度を超えるバングラデシュに2年半住んでいましたが、向こうでも部屋着はマキシというワンピースでした。35度を超えるような日中は昼寝の時間です。冷房は普通の家にはなく、扇風機があるだけでした。家の壁が厚くって、家の中は結構涼しかったです。
暑い日に腸を冷やさない
暑い日に、氷を食べないようにすることも大切だと思います。腸が氷で冷たくなると、腸内細菌が元氣に働けなくなってしまいます。飲み水は常温がいいと思います。うちでは、水か番茶、または麦茶を飲んでいます。暑いときにあったかいお茶を飲むのもいいですよ。
暑い日にスイカがおいしい
今年はスイカをよく食べました。5時から働いていると、8時半になるとかなり暑く感じます。10時半には30度を超えてじっとしているとふらふらしてしまいます。そんなときに、畑で収穫したスイカを食べると、喉の渇きがなくなるだけでなく、體が元氣になるのを感じます。自然栽培のスイカの力、素晴らしいです。トマトがいっぱい実っているときは、割れたトマトもいっぱい食べました。力がみなぎってきます。
暑い日はカレーもおいしい
暑い日は、昼ご飯は冷やしうどんにすることがおおいです。つるっと食べれます。夕ご飯は、大量にあるトマトでトマト入りカレーを作ることが多かったです。様々なスパイスが體にいい作用をしていると思います。暑いのに、辛くって汗をかきながら夕ご飯食べるのっていいと思います。
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