1月は、元旦から約2週間宅配をお休みしました。1月15日から、配達できる地域のお客様に1回宅配する予定を汲み連絡しました。1月18日には15㎝以上の雪が積もり、19日と22日に予定していた出荷のほとんどを中止することにしました。
1月は、1日8件の出荷に抑えました。母子チームで収穫から出荷までこなすため、収穫量を増やせないためです。丈ちゃんは何をしているか?1月2日からずっと帳簿と格闘していました。1月末までに締め切りの青年農業給付金の書類には、2015年の会計の帳簿が必要なのです。無事、最終日の1月29日に提出することができました。
今まで2年間とは異なり、今年は1月でもお野菜が多く出荷できました。1月29日の出荷の例です。このお野菜セットのお客様は妊婦さんだったので、ほうれん草も付けました。
- 木曽紅カブ、
- 長崎黒田五寸人参、
- 中生成功甘藍(キャベツ)、
- 山形あかねほうれん草
- 水戸の赤ひげ葱、
- 京都聖護院大根、
- 紅はるか(さつまいも)、
- 土垂(里芋)
合計1750円
飯能下加治在来黒大豆でつくってもらった奥むさし納豆をオプションで販売しました。この時期、日によってはブロッコリー、チンゲン菜の菜花も少しですが出荷しています。
どのお野菜にも思い入れがあります。木曽紅カブ、10月4日に播いたものがおいしいです。防寒対策をせずとも、葉も青々として寒さに強いなと思います。レストランに持っていったら、この時期色のあるのは嬉しいなと言ってくれました。
人参は、去年の日照りなどで、うまく発芽したのが8月9日播きと8月27日。播種するのが遅かったので、ようやく12月に出荷をはじめたのでした。12月1月の寒さでも育つのに驚きます。そして1月2月の人参の甘くてフルーツのようにおいしいこと。収穫のたびに、雪で泥を落としてから、畑で丸かじりしています。
キャベツも今年は失敗だー!と思っていたお野菜です。苗づくりの土がもう少し元気があるものにすればよかった。畑の土づくりも、緑肥ソルゴーの分解が間に合わず、そして前作の山東菜の種取りした場所は、ほんと生育が悪く。2014年は11月から出荷していたものが、ようやく12月から出荷開始。大きいものでも1.5kgくらいでした。去年は2kg越えがたくさんありました。でも、収穫開始が遅かったおかげで、1月に約40個出荷できました。1月のキャベツの甘いこと。
ほうれん草も、一旦寒さで古い葉がほとんど枯れたのですが、春を感じて新しい葉が出てきています。こんなに寒いのに、雪で押しつぶされていたのに、野菜の強さには惚れ惚れし、また元気がもらえます。ほうれん草は3月になるとトウ立ちしてしまうので、2月までに残っているものをどんどん出荷したいと思っています。春のお野菜は、トウ立ちとの競争だったりします。
葱も、ようやく1月に入って出荷しました。草に負けて残ったのは3%?くらいで、細いのも多いのですが出荷しました。冬の人気野菜なのに、今年は出荷できなかったのがとても残念です。来年はしっかり中耕と除草をするぞ!と思っています。
聖護院大根は、この冬はじめて作りました。1月でもすが入らずに出荷できると聞いていたので1月から出荷開始しました。スライスして食べたら、やっぱり甘い甘い。畑から飛び出している部分も、特に霜で傷んではいません。
紅はるかは、家で貯蔵しています。雪の日は、畑に行かなくても食べれるお野菜で助かっています。里芋は、ハウスの土の下に埋めて貯蔵しています。泥付きで保存したほうが鮮度を保てると思います。2週間分掘って、家に置いておきます。去年は4月の植え付けまで、鮮度が高いおいしい状態を保てたので、今年も4月まで出荷したいと思っています。
このお野菜セットをほとんど使ったスープおいしかったです。小島農園の丸麦も入れました。塩味だけなのに、とっても甘くってびっくりです。おいしさバロメーターの長男が、昼ご飯に3杯、夕ご飯に2杯食べていました。
木曽カブは、今回の配達でも「どうやって食べるの?」と聞かれました。カブ特有の匂いが強いので、汁物にするとこどもが嫌がることがあります。うちのこどもたちも「カブは味噌汁にいれないで!」と言います。まず試してほしいのが、甘酢漬け。とてもきれいな色になります。甘酢漬けが飽きたら、焼いてみてください。1cmくらいの輪切りにっして、グリルで焼いて、オリーブオイルと塩。カブは焼くのが一番かも!と思うくらい、じゅわっと味が濃縮されておいしいです。同じような食べ方ですが、フライパンに油を敷いて、同じく1cmの輪切りにしたものをじっくり焼くのもおいしいです。時間がないときは、細切りにして炒めても。今回は、もちきび入れてみました。
昨日仕込んでおいた、この漬物風も絶品でした。刻み昆布この冬大活躍しました。
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