2013年の明石農園見学

飯能市の農業青年会議所の研修で、明石農園の見学にも行きました。

まずは、関越の畑です。

去年とは、畝の向きが違いました。関越自動車道と並行する方向なので、南北でしょうか。
「オクラが面白くて、去年のトウモロコシの後がいいです。奥の方は、表土が風で飛ばされて溜まったので生育がいいようです。ゴーヤも色が濃いです。」とおっしゃっていました。

オクラ

明石さんは、自分でやってみないと気が済まないタイプだということで、関越の畑では無肥料を6年続けて去年「極」を見たそうです。育つ野菜(ナスやいんげん豆、スイカ)は育つけど、キャベツ、キュウリなどは育たなくなるということでした。この話を聞いて、やせている小島農園のくまの畑で、今年ナスとスイカができたのが分かりました。いんげん豆は失敗しましたが。そして、明石農園の現在のやせている極の状態と、小島農園の状態がかなり似ていると感じました。土の質も似ているので、いろいろ真似できます!

今年から、混植も試してみたそうです。オクラは、マルチなしで落花生がグランドカバーしていました。トマトと一緒にマリーゴールド。こちらは、作業性が落ちるので、緑肥は緑肥として使おうと思いますとおっしゃっていました。

「今年は、いろいろ遊びすぎました」とおっしゃっていたのですが、オクラを条播きにしてみたり、ナスをヘアリーベッチと混植したり。遊ぶからこそ、思いがけない組み合わせで成功することもあると思います。私たちも、いろいろトライしたいです。

ナスは、背が低いけれど、元気でした。そして、秋ナスが植えたばかりのようでした。トンネル支柱を利用した支え、来年真似したいです。
ナス

時間があったので、けやきの畑にも行きました。
去年、100mはあるのでは?という長い畝だった人参が、向きを変えて10mくらいになっていました。作業性を考えたそうです。そして、しっかり熱消毒しているとのこと。来年は、しっかり準備をして熱消毒したいと思います。そういえば、陽子ファームさんでは、カブも熱消毒するそうです。

サトイモと借金なし大豆の混植、今年もされていました。人参と去年はヘアリーベッチを混色したそうですが、今年は麦を入れてみるそうです。

他にも、いろいろ気がついたことがあったのですが、ひとまずこのくらいで。

去年、研修していた夫から、たくさんの話を聞いたのですが、それは進化する明石農園の断面だったんだなーと思いました。毎年見学しても、どんどん進化するので学ぶことがたくさんありそうです。そして、明石さん話が聞けるのが嬉しいです。

カテゴリー: 畑見学

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*