埼玉県上里町の須賀一男さん、サカ江さんご夫妻の自然農法を描いた「生きている土」をYutubeでみました。40分です。
去年、ご縁があって上里町の種交換会に参加してお会いしたんです。
一男さんは昭和8年生まれということで、もう80歳を超えています。
はきはき話しするサカ江さんと、それを隣でにこにこ聞いている一男さんが、少し私達夫婦に似ていて、嬉しく思いました。
映画では、堆肥山の映像がまず印象に残りました。こんなに大きな堆肥山なのかと。
野菜畑を、完熟たい肥、未熟たい肥、そして藁で敷き詰める光景は、すごいの一言です。
草を集める労力、堆肥にする労力、そしてそれを撒く労力。
それによって、土がいきものでいっぱいになって、やわらかい土の中、ぐんぐん植物が根を伸ばす様子も良く分かりました。
無肥料自然栽培の勉強会で、九州の東海大学、片野學先生のことを知りました。
残念ながら、片野先生の講演会は中止になったのですが、片野先生が後日こんなメールを参加者に送ってくださいました。
無肥料自然栽培の良い教材は森林原野生態系の原理「生きている土」の映画と
私が出演したNHK教育テレビ「農業セミナー「検証 自然に学ぶ米つくり」(30分×3回)、
こちらが河川湖沼生態系の原理に尽きるようです。
拙著『自然農法のイネつくり』(農文協)と合わせて。
須賀一男ご夫妻を描いた・島 一春著『土にいのちと愛ありて』も重要です。
生きている土(1)
生きている土(2)
生きている土(3)
生きている土(4)
他にも、こんな紹介見つけました。
農林水産省の日本の篤農家 第10回 須賀一男・利治
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1002/nihon.html
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